Header Ads(他スクリプト)

MVNOは、端末代を考慮しても安いのか。


本日は、大手携帯キャリアとMVNO(謂わゆる格安SIM)の料金比較を行いたいと思います。(2016/11/21 時点)

大手携帯キャリアの料金が高いと感じるこの頃・・・


大手携帯キャリアをご利用の方は、月々の支払いが1万円弱になってしまっている方も少なくありません。
大手携帯キャリアの巧みな度重なる値上げ(正確には客単価の引き上げ)が繰り返された結果、利用者のニーズとは裏腹に、いつの間にか多額の料金を支払い続けているのが現実のように思います。

----大手携帯キャリア客単価引上の例---
「電話し放題プラン」
最近の連絡手段と言えば、LINEなどのテキストメッセージ中心となっている中で、この”電話し放題”は明らかにニーズにマッチしないプランですが、大手携帯キャリアによってはこのプランをほぼ必須とし、実質の基本料値上げとなりました。
----

他にも、客単価引き上げのためにライトユーザー向けの安価プランをことごとく制限してきています。(例:docomoでは、データ通信量3GBプランとカケホーダイライトプランの共存が不可)

このような(正直悪質な)プラン改変が、しかも大手携帯キャリア3社が談合しているかのように全く同じ内容で行なわれ続けてきました。

MVNOの登場



つい最近までは、大手携帯キャリア3社しか選択肢のなかった携帯業界ですが、今はMVNO(謂わゆる格安SIM)というものも選択できるようになってきました。

MVNOは、通信速度や通信量の上限に制限がつくものの、月々の通信料金を大きく抑えることのできるプランを用意しているキャリアです。
多くのMVNOが大手携帯キャリアの回線を間借りして提供しているため、料金引き下げにも限界があることは想像に難しくないところではありますが、ライトユーザーには安価な選択肢が増えることはとても歓迎すべきものと思います。

では、大手携帯キャリアとMVNOの料金比較を行いたいと思いますが、
その前に、MVNOの最大の注意点をお話ししておきたいと思います。

それは、通信速度の”安定度”です。
MVNOは安価な分、通信速度の上限が遅いことは想像できるかもしれませんが、混雑時間帯では通信速度が大きく落ちてしまい、Web閲覧ですら困難になるMVNOキャリアもあります。
MVNOの選定には、通信速度の”安定度”を確認することが非常に重要ですので、もしMVNOをご検討になる方は、ネットで各MVNOの通信速度調査結果をよく確認の上、MVNOを選定するのが良いでしょう。

大手携帯キャリアとMVNOの料金比較



では、実際に比較しましょう。

比較の際に考慮しなければならない大きな点は、大手携帯キャリアは携帯端末代の割引がある点です。
ですので、今回は最新のiPhone 7を新規購入するケースで両者を比べたいと思います。

また、MVNOは通信速度の安定度と料金設定に定評のあるmineoを例に、大手携帯キャリアはどこを取っても大して変わらないためdocomoを例に、比較をしたいと思います。

(ケース)
・iPhone 7 128GB を新規購入。
・データ通信5GBプランに新規加入。
・利用期間は24か月。

【docomoの場合】219,672円
(内訳)
 ・iPhone 7 128GB 端末代:38,232円
   93,960円ー 55,728円(月々サポートという本体値引き分)
 ・データ通信5GBプラン:181,440円(24か月)
   1,700円(カケホーダイライト)+300円(ネット使用料)
   +5,000円(データ5GB)×24か月 ×消費税

 【mineoの場合】149,601円
(内訳)
 ・iPhone 7 128GB 端末代:90,504円(apple購入)
 ・データ通信5GBプラン:59,097円
   2,280円(090番号付き5GB)×24か月 ×消費税

毎月3,000円の差!?


料金比較の結果、
MVNOの方が、2年間で約7万円ほど安い(月々にすると3,000円ほどの差)
であることが分かりました。

MVNOには、先述した以外にもデメリットはあります。
(5分以内の通話はし放題(カケホーダイライト)がなく20円/30秒かかる、など。)

しかし、上記デメリット解消のために、本当に月々3,000円近くも多く支払う価値があるか、今一度検討してみてはいかがでしょうか。

ちなみに私個人は近々、大手携帯キャリアからMVNOに移行予定です。
また、MVNOの使用感などもレビューしたいと思います。

ではでは。

0 件のコメント

Powered by Blogger.