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MacBook Pro 2016 Lateは、買いか否か。


MacBook Pro 2016 Lateの発表から約1ヶ月が経ちました。

巷では、Touch Barモデルがユーザーの手元に届き始め、レビュー記事・動画も増えたようですが、その評価は賛否両論といった感じになっています。

賛否の焦点はやはり、「インターフェースがUSBCのみになってしまった点」と「Touch Barの利便性」の2点。

今回は、私が考える「MacBook Pro 2016 Lateは買いか?」について書きたいと思います。

インターフェースがUSBCのみになってしまった点について



私は大賛成です。

USBCのみになってしまったため、「アダプタ等々が多数必要になる」という意見をデメリットとして挙げている方々が沢山おられますが、インターフェースの過渡期としては仕方がないことと思っています。
むしろ、「古いインターフェースの製品が使えなくなるから不便だ」と聞こえ、滑稽な意見にすら感じます。

MacBook Proが過去、ディスクドライブを廃止した際も賛否両論ありましたが、今ではソフトウェアやデータ等は殆どインターネット上から入手でき、ディスクの利用は非常に少なくなりました。

今後、USBCが普及し周辺機器のインターフェースが統一されれば、利便性はより増すのは容易に想像できます。
むしろ、普及していない現段階で、インターフェースをUSBCに絞ることは、Appleのようなブランド力のあるメーカーにしかできないことでしょう。(USBCに絞った事で、売上が下がるリスクを許容・回避できるメーカーはそうないと思います。)

インターフェースの統一を促進する動きは、利便性の向上に繋がりますので、今回の変更については大賛成です。

Touch Barの利便性について


Touch Barについても、私は期待しています。

ただ、Touch Barについては、AppleのPRが良くない点は否めないと思います。

発表会でのデモンストレーションでは、利用者や利用シーンが限定されすぎており、多くの人にTouch Barの利便性を伝えることができていません。
また、その後も、特にTouch BarのPRはできておらず、「本当にこれ便利なの?無駄に高くなってない?ボタンの方が操作が早い!」といった意見が出てきも不思議ではありません。

推測の域を出るものではありませんが、私が考える「AppleがTouch Barを導入した理由」
それは、「ホームポジションでの操作」と「直感的な操作」の両立のためだと思っています。

Appleは、スペシャリストのためのコンピューターづくりを続けてきました。
特に、アプリケーション開発者にとっては、如何にホームポジションから手を動かさず、高速に操作できるかが重視され、ショートカット機能が多様されてきました。

一方でAppleは、直感的な操作についても重要視してきました。
トラックパッドのマルチタッチをフル活用した操作性は非常に洗練されていると思います。

そして、今以上の操作性を求めるためにはどうすれば良いか。
ショートカット機能を充実させても直感的な操作から遠のいてしまいますし、タッチパネルディスプレイでの操作は直感的ではありますが、ホームポジションから大きく手を動かさないといけないため煩雑とも言えます。

ホームポジションにいながら、タッチパネルディスプレイのような直感的な操作が実現できないか、その答えとしてTouch Barが生まれたのではないかと思います。

今後、対応するアプリケーションや機能が洗練されてくれば、よりスピーディで直感的な操作が可能になるツールとなると、Touch Barには期待しています。

結論:買いだが、様子見もOK。


上記の通り、今回のMBPに対する変更には大変期待しているので、私は購入を決めています。(13インチか15インチか決めかねており、まだ注文していませんが。決めた際には、その経緯も記事にしたいと思います。)

ただし、過渡期ということもありますので、今後USBCが普及しない可能性や、Touch Barが次期モデルから消える可能性もあります。
そういった意味では、1年や少し様子見をしてみてもいいのではないでしょうか。

ではでは。

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